シンガポール表紙


シンガポールに旅行に行ってきましたよ。
なんでシンガポールに行きたかったのかというと、ハウパー ヴィラ(中国語名:虎豹別墅)という酔狂な施設を見に行きたかったから。

他にも、マーライオンとか、マリーナベイサンズとか、ラッフルズホテルハイティーとかロングバーシンガポールスリングとかとか、発端はハウパー ヴィラだったけど、いざ行くとなっていろいろ調べたら面白そうなものがたくさんだったので、これは行くしかないだろってことで行ってきました。

そもそもシンガポールってどこよ?

シンガポールは、正式には「シンガポール共和国」で、マレーシアのあるマレー半島の先端にあります。
日本との時差はマイナス1時間。飛行機なら直行便で約7時間。羽田からも成田からも直行便はでています。


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シンガポールはマレー半島南端沖に位置している東南アジアの太陽が照りつける熱帯地方の島です。この都市国家は面積約710平方キロ・メートル、人口は約500万人で、4つの主要な民族である中国系(大多数)、マレー系、インド系、及びユーラシア系で占めています。(駐日シンガポール共和国大使館によるシンガポール概要より)
シンガポールには「シンガポール人」みたいな人がいたり「シンガポール文化」みたいなものがあるわけじゃなく、もともとマレーシアだったところが独立した国になったので、中国系、マレー系、インド系の文化と人種がミックスしていて、さらにイギリスによる植民地支配を経験していてるので、アジアの文化と西洋文化がごちゃごちゃに混ぜ合わさって、それが独特の文化を生み出しているみたい。
経済的にもすっごく発展期を迎えているから、どこにいっても奇麗で、それでいてエネルギッシュでした。

出発前のはなし

実は出発の一週間前にインフルエンザでぶっ倒れました。
強制的に5日連休。そのまま週末に突入してしまい、なんとインフルエンザから一度も会社に行かずにシンガポール旅行に出掛ける事にあいなりました。
その節は皆様に大変ご迷惑をおかけしましたこと、この場を借りて深くお詫び申し上げます。お土産沢山買ってきたので許してください。

今回は羽田から!

旅は2月10日 0:30(明けて2月11日ですね)羽田空港発の機中泊からスタート。
羽田から直行便でいけるなんてほんと楽ちんだなー!
羽田空港国際線ターミナルは最近新しくなったみたいでご飯食べる場所もたくさんあって、テンション上がりまくり!
10年くらい前、社員旅行で海外にいったときも羽田から行ったから、国際線ターミナルは2回きた事あるけど、そのときは自分たちの集団以外はほとんど誰もいなくて、チェックインのカウンターの横にちっちゃい売店が1コあっただけのさびれた感じだったのに、現在の姿にはその頃の姿は見る影もないです。
テンション上がり切って寿司を食いました

予約しておいたレンタルwifiを受け取ります

搭乗の前にで予約しておいたレンタルwifiを受け取ります。
出発前にバナーに追いかけ回されていたイモトのwifi(GLOBAL DATA)借りました。受け取りは、羽田の場合はチェックインカウンターのすぐ横のJAL ABCのカウンターで受け取る事が出来るのでチェックインのついでにさくっと受け取れました。
先に書いちゃうと、wifi大活躍で借りて本当によかったです。また海外行くことがあったら必ず持って行きたい。
シンガポールは現地に政府がやってるフリーwifiとか、宿泊予定のホテルにもwifiがあるのは知ってたんだけど、実際行ったらどこもあんまり電波捕まえることなかったので、インターネッツないと死んでしまうわたしは借りてよかったです。まじでおすすめ。

ほどなくして出国、そして搭乗。

飛行機はシンガポール航空。 CAさんの制服がサロンケバヤという薄い綿でできてる民族衣装で、体の線がダイレクトに出る服なんだけど、皆さんとても細くてスタイル抜群の美女ぞろいでした。スカートにも深めのスリットが入っててセクシーでした。
スタッフは前方後方それぞれにひとりずつ日本人がいて、他には中国系の女性もインド系の男性もスタッフにはいたんだけど、どの人もとても感じのいいサービスをしてくれて感激でした。

座席は当然エコノミーだったんだけど、エコノミーなのにアメニティのポーチをくれました。
中身は靴下と歯ブラシ歯磨き。ポーチをみたらGIVENCHYって書いてありましたよ。靴下はフリースっぽいフワフワの素材で気持ちよかったです。機中泊だったのでこういうのありがたい。

離陸してすぐに軽食サービスです。チーズとパストラミとレタスのトルティーヤ(選択肢のもう片方はツナの手巻き寿司でした)美味しかった。

離陸から2時間くらいはジュースだなんだといろいろサービスがあって、3:00頃ようやく消灯。
付いたらすぐにどたばた観光に行く予定だったのでここでしっかり寝なきゃ!とおもって結構がんばったんだけど、なかなか眠つけず1時間くらい寝たか寝ないかくらいで起こされてしまいました。

ということで朝食。搭乗してすぐに軽食食べたばっかりな気がするけど、食べます。
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写真暗くてスイマセン。ソーセージと甘めのオムレツ、トマト味の煮豆とパンとマフィンとフルーツ。(選ばなかった方のメニューは日本食だったみたい)
どれも美味しくてムシャムシャ食べました。ごちそうさまです。
シンガポール航空は機内で出る食事は全部ハズレなくすっごく美味しかったです。また乗りたい(食べたい)

現地時間6:50 シンガポール チャンギ国際空港 到着

到着時刻は朝7時近くにも関わらず、まだ日が昇りきっていなくてあたりは真っ暗。
機内でボケっとしてたおかげで入国カードを書きそびれていたせいで、入国ゲート直前でオロオロしながら入国カードを記入します。
友だちはなぜか中国人用の入国カードを手渡されていて、中国人だと思われたのかな…

入国ゲートを通るとガイドさんが迎えにきてくれていたので、バスにのって宿泊予定のホテルに送り届けてもらいます。
まだ早朝でチェックインができないのでスーツケースを預けるだけで、またバスが迎えにきてくれるので、半日の市内観光に出掛けます。

実は2月10日は旧正月

シンガポールは中華系の人が多いので、お正月は旧正月の方が盛大らしいんです。
10日は日曜日だったので、11日は振替休日。
ホテルの入口にお正月っぽいディスプレイ。
ホテル入り口2
ガイドさんの話だと、「今日はどこもやっていないので食事をするところがないから、食事がついてるオプショナルツアーのナイトサファリに参加した方がいいよ!」とのこと。
なんだかうまく丸め込まれている気がしてならないけど…お店が開いてないならしょうがない。
迷った挙句、予定してなかったナイトサファリツアーに参加することにしました。

最初の観光地はラッフルズプレイス

最初はラッフルズさんというというシンガポールの発展にとっても貢献したイギリス人が上陸した地点の銅像あるエリアへ。
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ラッフルズプレイス
この辺りは英国風の建築物がけっこうあってオシャレ!
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対岸には色とりどりのお店が並んでてベイサイドな感じですごくかわいらしいんだけど、川は汚かった。
すぐ後ろには奇麗な高層ビルっていうのがなんともシンガポールらしいです。

続いて、マーライオン公園

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マーライオンといえば世界三大がっかり観光地のひとつとして名高いので、これは是非ともがっかりしに行かねばと思っていたんだけど、そんなにがっかりでもなかったです。けっこう大きかったし、水もちゃんと吐いてたし。
このときの天気はあいにくの曇り空なのに、湿度のせいかとにかく暑くて汗がとまらない。
まだ体が暑さに馴れてないせいか大汗をかきながらマーライオン近くをウロウロするも、マーライオン付近はとにかく人だらけで早々に体力を消耗してしまい、マーライオンの写真をとったら早々に退散。

次はヒンズー教のお寺、スリ・マリアマン寺院へ

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建物がカオス。これは外から取った入り口の屋根部分なんだけど、中にもこんな感じのインドっぽい像がいくつもあって、ガネーシャの像とかありました。(中は撮影禁止で写真とれませんでした)
ちょうど昼の12時で礼拝が始まりそうな感じのところでした。
このとき暑さと寝不足によりだいぶ体力削られてきた。
靴を脱いで中に入らなきゃいけないんだけど、靴は持って入れないからあんまりのんびりしてると靴がなくなるかもしれないとガイドのおばちゃんに脅されいたので、早々に退散。

次は中国のお寺、佛牙寺

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さっきのヒンズー経のお寺よりは、かなり見慣れた仏教に近い感じ。
同じ仏教施設でもこうも違うもんだなと思うと面白い。
インドから中国という順番で見ると仏教たこうやって独自の解釈を加えながら伝わってたんだなっていうのが見て取れて面白かったです。

次は宝石工場

お正月なので、当然ここも工場部分はお休み。
販売エリアは営業していて、ものすごい販売攻撃をしてくるおばちゃんを交わしつつクーラーで涼んで体力回復。このとき疲労がピークに達していて、あんまり記憶がありません。

いよいよお昼ご飯!

やったー!お腹減ってたの!
場所はシンガポールフライヤーという大きな観覧車の真下の「シンガポール・フード・トレイル」です。
シンガポールの昔の屋台街を再現したフードテーマパークみたいで、古ぼけて見えるけど実は比較的新しい施設らしいです。
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この旅、はじめてのシンガポール飯!
海南鶏飯(チキンライス)をいただきまーす!
蒸し鶏とローストの2種類あったのでわたしと友人ので両方1つずつ注文してみました。これこれ!この味!うんまーーーい!
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それから、ホッケン・ミーという海老焼きそば。
日本のソース焼きそばよりも、もうちょっと汁気があるので焼きそばというよりは「焼きラーメン」にイメージ近いと思います。
麺は中華麺と太めのビーフンみたいな麺が混ざっていて短め、カラつきのエビが丸ごと3尾も入ってます。汁に海老のだし味がついてて海老そのもの!
赤いピリ辛なソースをつけるとパンチのある味に変化してこれもまたうんまい!!
お腹いっぱい。これだけ食べて二人あわせても20ドルいかないくらい。安い!

半日ツアーの最後は繁華街のオーチャードエリア

免税店のDFSギャラリアでいったん解散。やっと自由になりました。
ここで買い物はしないつもりだったので、街に出てみる事にします!
ギャラリアの隣はなんと大好きな伊勢丹!

オーチャードエリアは、巨大なデパートが軒を連ねていて圧巻でした。
伊勢丹がスコッツ店オーチャード店との2件と、巨大なニー・アン・シティ(義安城)の中には高島屋CS
ショッピングセンターは日系のお店だけじゃなく、高島屋の向かいには中国系の巨大ショッピングセンターと伊勢丹の向かいには地下鉄駅と直結の地元系巨大ショッピングセンター

オーチャード周辺はほんとうに都会で、ショッピングセンターというよりはデパートの密集してる新宿みたいな感じ。
街もとてもきれいで東京にいるのかと錯覚しそうです。

ただ、このあたりも軒並み正月休みでこの日は営業しているお店は少なかったです。
伊勢丹スコッツ店の中の映画館はやってるみたいで、そこだけは人がいました。

伊勢丹の入口の前にジェラート屋さんは営業していたので、試しにジェラートを買ってみる事にしました。
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マンゴーのジェラートを食べたんだけど、すごく美味しかった!!また食べたいなー
http://www.gelatissimo.com.au/
後で調べたらオーストラリア発のジェラートショップでした。

今度はナイトサファリに向います!

夕方になったので再びバスに乗り込んで、今度はシンガポール動物園のナイトサファリを目指します。
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ここも、ほんのりお正月の飾り付けがされてます。
ついたらすぐに動物園の中にあるレストランでまずはごはん!
楽しみにしていたチリクラブです!
大きなカニが殻ごと甘辛いソースに絡まってます。味付け的にはエビチリに近い。
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写真がすさまじくブレててすいません。写真取る暇なくてね…
カニは殻がすっごく堅くてツメも巨大なザリガニみたいな蟹で、マッドクラブという蟹だそうです。ここで食べたのはあんまり辛くなかったです。
カニと一緒にフカフカの茶色いパンが出てきました。どうやら揚げパンみたい。この揚げパンをチリソースにつけてぱくっと食べたら、なにこれ!超美味しい!!!うんんんまーーーーい!!!
むしゃむしゃ食べてお腹一杯。

いよいよナイトサファリに出発です!

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まずは歩いてみられるエリアを見て回ります。
ちょっと雨が降ってきたので、ここはさらっと見るだけな感じ。
大きなワニとか水牛とかいました。

アニマルショー

(ここからは暗くなってしまったので、写真はありません)
Creatures of the Night Showというショーを見るみたいですよ。
もっと動物が輪をくぐったりする芸をするタイプのやつかと思いきや、芸というよりも、司会のお姉さんの軽妙なトークで動物を紹介するのが中心のショーで、いろんな動物が姿を見せてくれました。
で、司会のお姉さんは当然英語。 お姉さんの英語はゆっくりはっきりしゃべってくれるので、多分そんなに難しくないんだろうけど、しゃべり言葉の英語はさすがにほとんど理解できなくて、雰囲気だけ味わう感じ。おそらく軽妙なトークなんだろうなーというトークをぼんやり聞く日本人集団。アウェイだ…
でもショーの内容は、動物の習性とかを紹介するのがメインの感じなので、英語がわからなくても十分楽しめます。

いよいよトラムにのって夜の動物たちを見学します!

トラムって何だろうって思ったら、ディズニーランドのウエスタンリバー鉄道みたいな屋根だけしかない車両で、レールがないので実際は電車じゃなくて車というかバスでした。

アニマルショーは英語のみだったけど、トラムは日本語の解説をしてくれるものがちゃんとあります。日本語トラムは完全予約制なので、決まった時間に行けば乗れるので待たずに乗れるみたい。英語のトラムは何台も来るので予約なしで並べば乗れるみたいだけど、ルートは結構長いので日本語トラムを予約する方がいいと思います。今回の私たちは、旅行代理店のオプショナルツアーで参加したので全部まるっとやっておいてもらえたのでラクチンでした。

トラムが回ったコースはこのマップの赤いラインのコース
何種類みたのかわからないけど、サイもいたし、ゾウも見たし、ライオンとか、レオパードとか、すごくたくさんの種類のいろんなシカもいました。(どうでしょうファンとしては「シカでした」って言いたくなるくらい)
ツートンカラー(本当にきれいにぱっくり白と黒だった)のバクがいたのですが、バクてもっと豚とかイノシシくらいの大きさかと思ってたんだけど、牛くらいの大きさで思ってたよりそうとう大きくて、びっくりしました。

ここにいる動物たちは、夜行性の動物ばかりなので普通の動物園で見るときは寝ていたり、ぐったりいているんだろうけど、ナイトサファリはそもそも夜しか空いてないので夜行性の動物の生き生きした姿を見る事ができるのはとっても貴重な体験でした。
実は、ナイトサファリはあんまり期待してなかったんだけど、行ってよかったです。

ナイトサファリはトラムに乗ってみるコースだけじゃなく、歩いてまわれるコースもあります。(マップの黄色いラインは徒歩コース
今回わたしたちは回れなかったけど、歩いて回るコースは自分たちのペースで好きなだけ見られるのでこっちも面白そう。横断歩道がゼブラ柄で可愛かった。

長い一日がやっと終わります

帰りは再びバスでホテルまで送り届けてもらいました。
宿泊先はパークロイヤル オン キッチェナー ロードというホテルで、リトルインディアというインド人街のド真ん中にそびえたつホテルです。

朝、フロントでスーツケースを預けてから18時間ちかくたって、やっとこさホテルにチェックイン。
お部屋の感じはこんな感じの落ちついたインテリア。最近リニューアルしたみたいで、内装はとても奇麗でした。
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部屋のキーはカードで、エレベーターにカードをタッチしないと降りられないようになっているのでセキュリティーもばっちり。
部屋は天井が高くて開放的。ベッドも広くて申し分ないです。


明日は1日フリーにしたので、念願のハウパー ヴィラにいくぞー!